『彼岸と此岸(ひがんとしがん)』(正峰*第27号)

毎週土曜、日曜日は当院では多くの法事を執り行います。
法事とは先に彼岸(あの世)へ逝った最愛のあの人の菩提を此岸(この世)から荘厳するために行います。
わかりやすく言えば、目に見えない彼岸(あの世)で仏に成るべく修行しているあの人に此岸(この世)から応援するのです。
さていつ頃から人間は目に見えない彼岸(あの世)を認識し始めたかというと、
ネアンデルタール人の洞窟から埋葬の痕跡が発見されています。
イラクのシャニダール、クロアチアのクラビナやイスラエルのケバラ洞窟から見つかっています。
これを二十世紀の考古学の最高の発見とか、これば人類の文化の始まりと言う学者もいます。
およそ七万年から十万年前ぐらいから人類は死者を葬送していたのです。
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『阿修羅と人の世』(正峰*第27号)

施餓鬼供養をも併せて執り行うので、なかなかに盛大で、
一年中で最も重要な年中行事です。
従いましてその準備諸事は、懇ろに組まれた計画案に基づいて
順序良く組み立てられて行きます。
所で卒塔婆書きのような作業は全て手作業となる上に、
一本毎に仏様の御法名が異なりますし、御遺族への回想を念じつつ
御名前を記して行きますので、神経を使う大作業であり、時間を要するのです。
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奥野誠也住職に、 「人生の節目」について語って頂きました。 ☆大きいサイズで「3分法話(人生の節目)」の動画が 見たい方はこちらから。 |
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